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ステルス・マーケティング [グイン・サーガ・ワールド]

ステルスマーケティング(英: stealth marketing)。
略称ステマ。
いい意味には受け取れませんよね、「サクラ」とか「やらせ」とか・・。
ようは商品の偏った(公正といえない)点を強調して、消費者心理をあおり、つけこんで、購買欲をそそる。

これとまた別に、商業のプロパガンダで、かつて禁止された行為に、
サブリミナル(無意識)に訴えかけ操作するというものがあります。
清涼飲料水のCMに何コマか沙漠のイメージをまぜこむというやつですね。
フトおもいだしました。90年代広告を勉強していた頃の、ブライアン・キイの「メディア・レイプ」とか・・懐かしいんですけどね。この、大衆の意識操作をもって購買に即つなげちゃおう! という深謀術数SF的手法(深謀なのか笑SFなのか爆)は他にも。アパレルに携わっていた頃「パリ発のトレンド・カラーちゅうのんがあって、何年か先まで秋冬毎にきめられておるんじゃ」とか聞かされたことが。で、まあ今どき、パリコレ偏重もないですしねえ、その頃でも大量消費はむしろ新大陸のほうだったし、そない遠大な洗脳も「若者文化」だけはどーもできないのが人類文化史のおやくそく。現場でもヒシヒシかんじましたさ。個人的な転機つーと、ジョン・ガリアーノがジバンシーの専属になったあたり、アントワネット様も下町不良ルックどっひゃー(叩きではなく、でもやっぱそんなイメージ)がなくもなかった。まあ、アパレルの慣習とか忘却ぎみなんで、ここらは述懐ていどにして(笑)

うんまあ、だからこそ「大きな陰謀になぞ騙されまいぞ」で、
口コミにころりとだまされるのが、今世紀のトレンドなのかもしれません。
まっことちいさな穴から侵入をとげるネズミこわいです。

というのも、ただ今「グイン・サーガ・ワールド7/サイロンの挽歌」のゲラを終らせようかなあというところでして。この第3回で豹頭王の妃にスポットが浴びせかけられます。能楽「葵上」のヒロイン葵のごとく、舞台に姿をあらわさないシルヴィア・ケイロニアスですがね。あと他に伏線はケイロニアとパロの関係性かなあ・・。そして1話につづいて「宿命の宝冠」がらみのこネタとか、これもステマになるのかしら?
本屋さんでテにとって、たしかめてみて下さいませ。よろしく☆です。


あ、補記です! 「グイン・サーガ・ワールド7」の発売は3月上旬、もう少々おまち下さいませ。
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