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異才列伝 [グイン・サーガ・ワールド]

こんにちは、「師走」と書いて・・足の遅いたぬきも必死こいてはしる・・と読んでくださいまし。
ここしばらく沈黙の帆船(漕ぎ手に鉤手つき)だったのは、最終話のしめきりを乗り越えたというか、踏み越えたというか・・・。編集担当さま、関係各位さま、いろいろお手数ご心痛おかけしましたということで・・おして量ってくださいまし。

ともあれ、ゲラのほうはまだの状態ですが、第4話最終話の原稿はあがっております。さて物語はラストにむけいかなる展開に? 登場人物たちの運命は? レントの宝冠をはじめとする、女王国レンティアのはらむ謎の数々は解きあかされるのでしょうか?!

ついつい前フリに力コブしてしまうのがすでに習い性みたいな・・。


すいません、日記にかいてしまいましたが、ブック・アサヒ・コムをたずねたら「私のグイン・サーガ」の企画がみえなくなっておりました。延期になったのでしょうか? 復活したら、コチラにて案内しますね。申し訳ありません。ですけど、ナゾです。

昨日(12月25日づけ)の読売新聞の日曜版「異才列伝」で、栗本薫先生がとりあげられておりました。エッセー「いちばん不幸で、そしていちばん幸福な少女」における、作家栗本氏の《不幸》そして《幸福》なんぞや。あらためて問われると、不肖の弟子とてもろもろ考えさせられるものがあります。
ご夫君いまおか氏が、奥様の伝記を書くのなら、そのタイトルは《世界で一番幸せで、世界で一番不幸な少女》にしたいとは、100巻「豹頭王の試練」のあとがきにある通りですが・・。
その中で、先生が語っておられるのが「終わらない物語」論、百巻さえも通過点にかえてしまった、グイン・サーガという類稀の巨大な物語を物語る者にして、それもまた類のない「語り」だったのだと今さらながら深い感慨をおぼえずにいられません。
そして、先生が、地球上の存在ではなくなってしまっても、《その想い》そして《それらの夢》はきえず続く。現にグイン・サーガ・ワールドの外伝3篇がかかれ、おのおの了がうたれた。そして、6年6ヶ月まえに予言されたように、栗本先生は、霊体になっても、なおもどこかでひっそり、物語という紡ぎ車を廻しつづけている・・そのような気にさえふと陥ったりもするのです。

今日は、祥月命日。ヤーンよ・・。

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